29歳で介護・福祉サービスの会社をつくり、何度もの困難を乗り越えながら事業を成功に導いてきた著者。昨年、「障がい者のあるなしにかかわらず、だれもがエンタメを楽しめる世の中に」という想いで、福岡県博多区にライブハウス「intro.」を起ち上げた。 そんな著者による、福祉と音楽の融合という新たな挑戦、子育てと仕事の両立、従業員への深い愛情、そして誰もが輝ける社会を目指す熱い想いをつづった、読む人の心に響く感動の一冊。
1982年生まれ。福岡県出身。
小学3年時に障がいのあるクラスメイトと仲良くなったことをきっかけに、福祉に興味を抱き始める。
高校卒業後、精神科病院に勤務。21歳で結婚。22歳、24歳で息子を出産するも、28歳で離婚。病院を退職し、2人の息子と生活をしながらヘルパーステーションでアルバイトをし、さらにネイルの専門関係に通う。その後、29歳で独立し起業。ヘルパーステーションからスタートし、デイサービスや障がいがある方たちの就労の場として飲食店などをオープンさせる。
現在はそれらに加え、老人ホームや障がい者がともに暮らすシェアハウスなど、福祉事業を幅広く展開しながら、2023年6月にライブハウスintro.をオープン。本書が初の著作となる。